#9 価値ある保育士になるためのたった一つの方法〜100万人に1人になる方法〜

福祉のジョブズを目指す社長のつぶやき

皆さんこんにちは!
合同会社Sunflowerの代表社員を務めています、鴇田陽介です!

毎週恒例noteの更新です!
今回は先週のnoteからの続きです!
(前回のnoteはこちらから→ https://note.com/sunflower_inc/n/ndf423227d065

簡単に前回お話しした内容を箇条書きでまとめると…

  • 保育士の給与水準
  • なぜ保育士は給与が低いのか?その原因
  • 給与の仕組み

こんなところをお話しました。
今回のnoteでは「では稼げる保育士になるためにはどうしたらいいのか?差別化の方法!」についてお話していきたいと思います!

1:差別化とはなにか?

前回のnoteで「稼げる人材とは希少価値の高い人材」と言う話をしました。
つまり、「他の人達と違う人材」ですね。
この、周りと違うということを「差別化」と言います。

価値ある人材になるためには、いかに周りの人達と差別化することができるかがキーになります。

前回も書きましたが、この話をすると「あ、それなら大丈夫!自分は差別化できてる!」と言われる方がいます。
その方に、「どんな差別化ができてるんですか?」と聞くと…

  • ピアノが上手い!
  • 絵本読むのがうまい!
  • 寝かしつけが上手

こんなことを話されます。

さて、これは差別化だと思いますか?
答えは「NO」です。

ここで目指すべき差別化は「100万人に1人」の差別化です。
お金を生み出せるレベルになるためには、これくらいの圧倒的な差別化が必要です。

「世の中にあなたと同じくらいピアノが上手い人は何人いるでしょうか?」
「絵本を読むのが上手い人は何人いるでしょうか?」
「寝かしつけが上手い人は何人いるでしょうか?」

おそらく100万人に1人のレベルではないと思います。
であれば、それは誇るべきスキルではあると思いますが、残念ながら差別化には至りません。

2:差別化を手に入れるためには?

ここまでで、差別化の重要性について理解していただけたと思います。
では、ここからは具体的に自分自身を周りの保育士と差別化するために何をするべきかを考えてみましょう。

スキルの差別化を考える時、その方法は2つです。

①誰もができることを誰もできないレベルまで磨き上げる。
②複数のスキルや知識を組み合わせて周りの誰もが持っていない物を手に入れる。

このどちらかです。
皆さんはどちらに取り組みたいでしょうか?

①誰もができることを誰もできないレベルまで磨き上げる

こんなふうに書くとまるで職人の道みたいですね。
自分の持っているスキルを周りの人たちが及ばないレベルまで磨き上げることを言います。

例えば…

  • 誰よりも精密で完成度の高い折り紙を子どもたちに楽しく教えることができる。
  • ピアノの楽しい弾き方を覚えてYou Tubeで登録者数10万人を目指す。

などですね。
自分が持っているスキルを価値が出るまで磨き上げます。
勘違いしてはいけないのは、「他者から見て価値をつけられるレベル」であるということ。
自分がどれほど価値があると思っていても、他者が価値を認めてくれなければ「稼げる」には繋がりません。

一見取り組みやすそうですが、大多数の方がこの道を走っているので、ライバルは大多数います。
稼げるに到達するのは結構難しい道ですね…。

②複数のスキルや知識を組み合わせて周りの誰もが持っていない物を手に入れる。

イノベーションは0から1を生み出すのではなく、1と1を掛け合わせることによって生み出すことができます。
これは個人のスキルに置いても同じなんです。

例えば…

  • 保育士 × ICTの知識=ICTを活用した新しい保育
  • 保育士 × 栄養士としての知識=子どもの好き嫌いをなくすレシピ

などですね。
僕が取り組んだ方法はこちらです。

この話をすると「自分にはそんなに掛け合わせられるものは無い」と言われる方がいます。

そうなんです。
もちろん、今自分がすでに何かしらのスキルを持っている方はただかけ合わせればいいだけですが、今なんのスキルも持っていない方には難しいですね。

次の章で、その具体的な方法をお伝えしていきましょう。

3:どのように力と知識を身に付けるのか?

前章でお話した通り、自分自身の価値を高めるためには2通りの方法があります。
では、具体的にどのように自らのスキルを高めていけばいいかをお話していきましょう。

①誰もができることを誰もできないレベルまで磨き上げるには?

こちらの方法はシンプルですね。
自分の高めたいスキルを磨き上げるために、愚直に勉強と実践を繰り返していくこと。
これのみです。

あえて、一つのポイントを付け加えるならば、「世間から見たときの価値」を意識し続けることでしょう。
どのように磨いていけば、世間に認められる価値を持ったスキルになるのか?
その点を考えながら、長い道のりを歩くことが必要です。

②複数のスキルや知識を組み合わせて周りの誰もが持っていない物を手に入れるには?

こちらの方法には1万時間の法則というものが当てはまります。
この法則は、人材育成の業界やキャリア形成の業界では有名な法則です。
一つの仕事に対して1万時間その仕事を行うと、1万人に一人の人材になれる。
といったものです。

1万時間というと途方もなさそうですが…
1日の労働時間が8時間。
1週間に5日間働くとして

8時間×5日×4週間×12ヶ月=1920時間ですね。
1万時間÷1920時間=5.2年になります。

一つの仕事を休まず毎日取り組むと、5年間で1万時間は突破するんです。
そう考えるとそんなに大変そうではなさそうに見えてきます。

一つのことに1万時間を投下し、1万人に一人の人材になれたなら、今度は他のジャンルに投下します。

例えば、上記に書いた通り、ICTにしましょうか。
そうすると1万人×1万人で10万人に1人の人材になりますね。

更に別のジャンル、今度は「話し方」とかにしてみましょう。
そこにも同じように1万時間を投下します。
そうすると1万人×1万人×1万人で100万人に一人の人材になりますね。

このスキル形成の計画を作り、自分のキャリアビジョンを作っていくことで価値ある人材へとたどり着くことができますね。

4:まとめ

最後までご覧頂いてありがとうございました!
他者との差別化を図るための方法を2つ書いてみました。
どちらの方法を取るにしても、「努力をする」ということは変わりません。
問題は、「どの方向性で努力をするか」ということ。

自分自身を育て、明るい未来を手に入れるためにも時間を取って考えてみましょう!

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