皆さんこんにちは!
合同会社Sunflowerのyousukeです!
毎週恒例のnote更新です。
2回前のブログで僕が持っている障害「自閉症スペクトラム障害(ASD)」について書きました。
(まだ読まれていない方はこちらから↓)
今回はそんな障害の当事者という側面と、企業の経営者という側面の両方を持っている僕が、日頃どんなことを注意して日々の生活をしているのか?仕事の仕方でどんな工夫をしているのか?
こんな事を話していきたいと思います!
ぜひ最後までご覧ください!
1:僕が生活の中でしんどいと感じる瞬間
まずは僕が「しんどい」と感じるときがどんなときかをご説明しましょう。
①大勢の人がいるとき
都会の交差点や観光地など、人の多い空間がとても苦手です。
情報を処理することができず、頭がプチパニックを起こしているような状態になるのです…。
時には気持ち悪くなってしまうときもあるほど…。
なので、人が多い空間は大の苦手です。
②雑多な音が多いとき
駅のホームやお祭りなど、意味を拾いづらい、色々な音が入り交じる場所が大嫌いです。
特に体調が悪い日だと、すべての音を拾ってしまって、①と同じように頭がプチパニックを起こすようになります。
救急車のように、予測できない大きな音も大の苦手です…。
③家族以外の人と長時間同じ空間にいるとき
家族など、基本的に毎日一緒に過ごすような人以外の人と、長時間一緒の空間にいることが苦手です。
例えば、友達と遊園地に行くとか買い物に行くとか。
目的のない時間を何も理由がなく一緒に過ごすのがとても苦手です。
④文字や絵から読み取らなければならないとき
僕の特徴として、文字や絵といった視覚情報から何かを読み取ることがとても苦手です。
音声による情報処理が得意なんですね。
なので、視覚情報で何かを読み取るときにはとても時間と労力がかかってしまいます。
そのため、スケジュールを覚えておくなんかも苦手です。
⑤集団で何かをしなければならないとき
一番苦手なのがこれでしょうか。
小中学校の時の行事みたいな、「全員で〇〇をしましょう」といった皆んなでの集団行動がとても苦手です。
「大勢の人間」+「行動の意図がわからないもの」+「見通しがつかないもの」などなど、僕の苦手としているものが揃ってる状態なんですね…。
なので、できる限り集団で何かをすることは避けています。
2:取り組んでいる工夫5選
上記に書いたことが僕の苦手なことなんですが、そのまま生きようとすると結構つらいんですね…。
なので、僕なりに対策を作って実用化させながら生きています。
ここからは、その中でも効果が高いと感じたもの5選を説明したいと思います!
もし、誰かの参考になれば幸いです。
①苦手な環境にそもそも行かない。
これを言ったらおしまいでしょうと言われてしまうかもしれませんが、そもそも苦手とする場所や空間、環境にはなるべく近づかないようにしています。
前述したような、大勢の人が集まる空間や雑多な音がなるような場所には極力行きません。
「避けられるのなら避ける」
まずこれが基本中の基本だと思います。
②覚えなければならないことはすべてICT
僕はいろんなことを忘れがちです。
特にスケジュールや時間などのことを覚えることは大の苦手です…。
なので、覚えておかなければならないことや記憶しておくべきことは殆どICT機器(PCやスマフォ)に保存するようにしています。
カレンダーだけではなく、アラート機能や様々なIT機器、webサイトなどなどを活用して日々を過ごしています。
③苦手なこともできればICT
②とちょっと被りますが、特に顕著なのは電車に乗るときなどでしょうか。
雑多な音がすごく無理なので、ノイズキャンセリングのイヤホンなんかを使いながら過ごすようにしています。
誰かと一緒に乗るときは平気なのですが、基本的には周りの音をカットできるように使用しています。
現代はICTが発達しているので、ほとんどのことをICT機器で置き換えたり、自分の苦手を補ってくれることができます。
なので、これらの危機をフルに活用しています。
④ストレスを溜め込みすぎないようにする
何より体調管理(心のストレス管理も含めて)が全てです。
体調が悪いときやストレスが溜まっているときには、すべての特性がより悪化する傾向にあります。
特に睡眠時間が短いときやあまり良く寝られなかったときには、強く悪化します。
下手すると1日動けなくなってしまうほどにも…。
なので、毎日の睡眠時間の管理や自分の心の管理は徹底的に行います。
基本的には毎日同じ時間に寝て、毎日同じ時間に起きるようにしていますし、どうしても睡眠時間が取れない日が続く場合には、週末に予定を開けてガッツリ寝るなど、全体的なコントロールを忘れないようにしています。
心のストレスも同じで、ストレスがたまり過ぎないように、自分の心の中を吐き出せるようにしています。
妻と話したり、感動できる動画を見たりなど、自分の心のコントロールは徹底して行いましょう。
⑤ペルソナを使い分ける
自分が「発達障害かも」と思ってから一番最初に取り組んだのがこの工夫でした。
自分が会う人や参加する環境によって、自分の表に出す顔を使い分けています。
この使い分ける顔を「ペルソナ」と言っています。
無理に本心を出すことがベストであるとは思いません。
自分の本心を晒すことがとても苦手なので、そのシーンや場面において、自分を使い分ける方が僕は楽なんです。
これは、仮の顔を使い分けているというわけではないんです。
どれも、本当の自分で、それぞれにおける自分に着替えているような感覚ですね。
3:まとめ
最後までご覧頂いてありがとうございました!
自分がどのような環境や場面を苦手としているのか?
その環境に対して、対策を講じるのか?
これは障害の有無などに関係なく、自分が生きやすく世の中を歩いていくために大切なポイントの一つですね!
ぜひご参考にしていただければ!
では、また来週お会いしましょう!